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【アウトドアライフと生きる力】

2021.08.05

最近【キャンプ芸人】という言葉をよく耳にします。
ヒロシやじゅんいちダビッドソン、バイキング西村が有名どころでしょうか?
その他にもネタは見たことがないが、キャンプ番組では見たことがある。
そんな芸人さんも沢山いますよね。

一時は【山ガール】なんて言葉もありましたが
昨今のキャンプの盛り上がりは、その比ではないかもしれません。

キャンプを極めて災害に動じない。という目標を持つ、
ティアラのT地も、筋金入りのキャンパーの一人です。

キャンプといえば、中2の林間学校で
ブチぎれした先生にテントを壊された思い出しか蘇らない
ティアラの戸塚です。

ティアラのスタッフ、T地がいうように、
キャンプのスキルは災害時にとても役に立ちますよね。

火をおこす。という根本的なスキルはモチロン、
ライフラインが使えなくても快適に過ごす工夫や、ごみを最小限にする工夫など
災害時、無事に助かったあとの生活を豊かにする知恵が目白押しです。

実は、静岡県は40年ほど前から東海地震は『いつ来てもおかしくない』と叫ばれていますので、他の地域よりも耐震基準自体、厳しく設定されているんです。

更に、ティアラのように『許容応力度構造計算』による
【耐震等級3】なら益々安心です。

命が助かって、家も無事。
もちろん、ありがたいことですが、
そのあとの生活はどうでしょう?

現実問題として不便な中で暮らして行かなければなりません。

お水・備蓄食・生活必需品はすぐに底をつくかもしれませんし、
静岡県で暮らす私たちが懸念している地震【南海トラフ地震】は多くの地域に
甚大な被害をもたらすといわれていますので、
救援物資もすぐには届かないかもしれません。

こうなると、やはり各々の備えが重要になってきますね。

備えはなにも、モノだけではありません。
生活力だったり、知恵だったり、時には想像力も必要かもしれませんね。

私は、次男が小6の時にPTAの役員で学年部長なる役を仰せつかりました。
その年に限って市からのお達し⁈で
【避難所体験】を企画・運営するという機会がありました。

地域の方の協力も得て、小学校の体育館で実際に1泊2日の避難所生活を送るというものでしたが、
水の確保・炊き出し・寝床づくりなど、全てを小学生からご近所のお年寄りまで協力して行うのです。

小学生も高学年になると頼りになるもので
バケツリレーや炊き出し準備など率先して行ってくれたり、
段ボールで仕切った寝床づくりでは
参加していた弟・妹を手伝ったりと
普段は感じない【逞しさ】を覚えましたが・・・

問題はトイレでした。
水洗トイレが当たり前として育っていますので、
簡易トイレ(水はタンクに入れて流すことができます)を使いたくないのか?
我慢するこどもたちがチラホラと見受けられました。

【鼻をつまめばいいじゃん!】なんて思いがちですが
まず、和式のスタイルが問題だったんです!

もちろん、平気な子もいます。
平気な子たちには、家族でキャンプへ行ったり、
沢遊びをしていたり、釣りが趣味だったりと
自然に触れる機会が多い。という共通点がありました。

不便な生活を強いられる中では
それまでの体験・経験が役に立つんだと、つくつぐ思いました。

最終的にはみんな簡易トイレを使えるようになりましたが、
我慢している時はさぞかし大変だったでしょう。

このようにこどもたちにとって、一番苦労したのは
トイレ問題だったようですが

私の中での一番の教訓は
【体育館の床は硬い】です

この記事を書いたスタッフ

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