アスベストについて
10月も半ばに入り、秋らしい日が続くようになりました。
日中と夜間では、寒暖差があるのでご注意下さい。
寒くなってきたので、暖かいお鍋の季節になってきました。
しかし、葉物、大根などがとても高騰しているとニュースで取り扱っていました。
もう少し寒くなるまでには、お手頃な価格になってくれてると嬉しいですね。
こんにちは、ティアラホームスタイル アーキデザインチーム矢部です。
10月に入り、また日用品などの4000種類項目が値上げしたらしいのですが、
建築業界も新たな制度ができました。
令和5年10月1日以降に解体等作業を行う際は、アスベストの事前調査が義務化されました。
アスベスト
皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。
その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が 吸入してしまうおそれがあるため、昭和50年に原則禁止されました。
石綿(アスベスト)の繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています。
なぜこんな危険なものが建築現場で使われるようになったのか?
それはアスベストが、安価であり、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性など多様な機能を有していることから、耐火・断熱・防音の目的で建築材料として、建築物(ビル、学校・病院、工場、一般住宅など)に大量に使用されてきた経緯があります。
こういった背景から、令和5年10月1日以降調査が必要になりました。
事前に調査を行うものは資格が必要です。
これから先、新築事業より解体工事を伴うリフォーム事業がより一層増える恐れがあります。
そういった今後のことも考えていきたいと思いました。