ネコ監督
新居に住み始める時、マイホームはもちろん、アパートだったとしても
「大切に暮らすぞ!」とか「毎日きれいにしておこう!」と思いますよね。
しかし、ある程度時が経つと・・・
または、小さなお子様がいたら・・・
そうも言っていられません。
引っ越しの時に、うっかり荷物をぶつけるかもしれませんし、(戸塚 実話)
ピカピカの床にジュースをこぼすかもしれません。
「このキズもいい思い出だ!」と思える日がいつかやってきますが、
そう感じるのは恐らく何年も経ってからですので
その境地に至るまでの日々は、悔やまれてしかたがないかもしれません。
こんにちは。
壁にキズをつけることはあっても、心にキズを負わない(⁈)
強心臓(⁉)の戸塚です。
「床にキズをつけちゃったんだけど、直る?」
「おもちゃをぶつけてクロスをやぶいちゃった」
このようなお問い合わせをいただくと、
家を大切にしてくださっているな~と感じます。
多少の傷はしかたない。と言ってしまえばそれまでですが、
例えば、小さな傷でもその都度直していけば、その姿を見たお子様も
「ジュースをこぼさないように気を付けよう」と思うかもしれません。
そして、上手に運べたことを褒められたら、
料理を運ぶのを、毎日自慢げに手伝ってくれるかもしれません。(ラッキー!!)
そして反抗期でも戸塚家のように【壁に穴をあける】なんてこともしないと思います。
と、ここまでは言葉も通じて、相手の気持ちを汲み取ることができる【人間】だから通用することでしたが、
相手が違ったらどうでしょう・・・
「こんなところで爪を研がないでよ」
「なんで、いつもここにスリスリするの?ここばっかり汚くなってるじゃん」
言ったところで通じません。
ですから、人間側で知恵を絞ってお互いに暮らしやすい環境を
実現する方法を探っていきます。
例えば壁。
クロスを破られたら、場所によっては大きな範囲を貼りなおす必要があるので躊躇するかもしれません。
しかし、毎回クロスの柄を大胆に変えれば、模様替え気分になります。
塗り壁にすれば、傷の箇所だけを補修することができます。
どちらを選ばれるかは、検討していただくことになりますが、
いずれにせよ、補修可能ですので安心してください。
先日、1年点検に伺ったオーナー様邸には、ニャンコさんたちがいます。
塗り壁を選択されたオーナー様ですが、塗り壁にニャンコさんたちが元気に遊んだ跡が。
その塗り壁を直していると・・・
何やら視線を感じます。
「ちゃんときれいにしてよ!」
「あ~、そこちょっと残ってるよ!」
そんな声が聞こえた気がして、チラッと・・・
「監督~?」
「目が厳しいんだけど。」
補修する手にも緊張が走ります。
何分私のそばで監督していたでしょう・・・
時給を請求されるかと思うくらいの仕事ぶりでした。
監督のおかげもあり、いい緊張感の中で補修を無事完了させ帰社。
監督!またお願い致します。