吹付断熱のメリット? デメリット?
早いもので、2月も半ばに差し掛かりました。
朝、散歩をしていたところ河津桜が咲いている場所を見つけました。
もう春はそこまできていますね。
今年は、暖冬の影響で例年より早く咲いているようです。
ソメイヨシノの開花予報も3月中旬と早くなるみたいです。
少し早めの春を感じに出掛けたいものです。
こんにちは、ティアラホームスタイルアーキデザインチーム 矢部です。
今回は、吹付断熱について記事にさせて頂きます。
一昔前は断熱材といえばグラスウールでした。
しかし、ここ最近では吹付断熱を扱っている工務店さんもずいぶん増えてきました。
吹き付け断熱メリットとは??
断熱性に加えて気密性も非常に高いことです。(これが非常に重要です!!)
霧状の断熱材を吹き付けるので、どのような場所にも隙間なく密着し、優れた断熱性と気密性を発揮します。
自己接着力があるため、硬化した後も簡単にずれたりはしません。
この性質により、特に複雑な形状の場所の断熱工事に向いています。
また、隙間なく密着することと空気の層により、防音性まで高まるのもメリットです。
フロンガスではなく水を使って発泡させるタイプを使えば環境にも優しく、シックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド」などの物質も含んでいません。
さらに、現場で発泡させるのが簡単なので職人が作業しやすく、工事をスムーズに進め、工期も短縮できます。
(前もって工事予約をしておくことが前提です!!)
デメリットは?
吹き付け断熱のデメリットは、他の断熱材に比べてやや高価であることです。
断熱材を壁に吹き付け密着させるという性質上、コンセントの増設・移設などの電気工事が行いにくくなる可能性があります。
将来のことを考え、電気工事が必要になりそうなら先に済ませておくのがおすすめです。
そして、発泡性ウレタンはシロアリの被害を受けやすいので、防蟻工事もしっかりと行う必要があります。