アーキデザインブログ
割りについて
2023.07.12
7月に入りました。
毎日、毎日暑い日が続いています。
こんな暑い中でも、私たちの家づくりに協力してくれている職人の方々に
本当に頭が下がります。
昨日は、市内にも熱中症の警戒アラートが発表されました。
しばらく暑い日が続きそうなので、注意喚起を行って参ります。
九州を中心とした地域では、線状降水帯の被害が連日のように起こっています。
心からこれ以上被害が拡大することがないことをお祈り申し上げます
また、昨今の異常気象にも対応できるような家づくりを
引き続き考えていきたいと思いました。
こんにちは、ティアラホームスタイルアーキデザインチーム 矢部です。
建築を設計する上で、割りを設計する事があります。
割りとは
タイルの割り、外壁の割り、軒天の割りなど、
それぞれ規定の寸法があるものを、出来るだけ均等に、また美しく割っていきます。
この割りの設計を怠ると、違和感を感じる建築物になってしまい美しくありません。
タイルなら、300角、600角など色々と規定の寸法がありますが、
それをどのようにコントロールして設計していくかは、設計士の腕のみせどころです。
日本に数ある名建築は、この割りの作業を当たり前のように行っています。
旅行に行きながら、各地で名所を回る機会が多くなる季節です。
建築物を見学する機会がございましたら、割りを注意深く見るのも、
おもしろいかもしれませんね。
この記事を書いたスタッフ
アーキデザインチーム 矢部 浩史