無駄を省く
日が伸びて嬉しいな~と思っていたら、あっという間に夏至も過ぎ、
これから日が短くなるばかり…
蒸し暑くて蚊に刺されて日に焼けて、嫌なことは沢山ありますが
好きな季節は?と聞かれたら、すぐに夏‼と答えるくらい夏が好きな嶋村(夏生まれ🌻)です。
今回は部屋の広さについて。
大学生活で私が過ごした部屋は10帖の1Kの部屋でした。
一人暮らしにしては広過ぎる部屋に、4年間の間に友達も沢山出来て遊びに来るだろう、父と母が来たときにも泊まれるし、
という浅はかな考えと、田舎なので家賃も驚くほど安く、大学から徒歩30秒!というところに朝が弱い私はまんまと惹かれてしまったのでした。
そんな広い部屋で実際に生活してみると、広すぎて寂しい!広いから家具を増やそう!収納も沢山あるから服も沢山増やそう!
と、部屋の中に“無駄なもの”が増えていき、卒業時の引っ越しでは車で往復5回分ほどの荷物の量に膨れ上がりました。
今考えてみれば、大学からは少し遠いけど、半分ほどの部屋の広さだけど、家賃が1万円安い所に住めば、
1万円×12か月=12万円、4年間で12万円×4=48万円、
かなり大金、このお金で旅行に行けたな、美味しいものを何回食べられたかな、考えてもきりがないけれど、失敗だったかなと考えてしまいます。
では住宅造りで考えてみると、なんとなく寝室は8帖で、子供室は6帖くらい、リビングは20帖以上あればいいかな、
と、考える人が多いと思います。私も大学時代はこれくらいの大きさで住宅設計を考えていました。
ですが、寝るだけの場所なら4.5帖で十分ですし、TVを置くなら6帖ほどあれば十分な主寝室に。
子供室では子供一人に対して3帖くらいで十分。
狭くないのか?と思われてしまうかもしれませんが、
リビングに学習するスペースを設ければ、食事や団欒以外にも勉強を介してのコミュニケーションも生まれ、子供室は寝るだけの為の場所になります。
しかもスペースの無駄がなければ無駄な物も増えず、家の中がスッキリ。
更に大学生や社会人になってお子様が家を出たら、うまく使いきれない上に掃除の手間も多い広い部屋だけが残るよりもいいですよね。
このように、それぞれの部屋で無駄のない広さにすれば建築コストも抑えられるし、将来的にも大満足な家に。
こんなはずじゃなかった‼と思う家づくりにならないよう、ティアラで将来も考えたお家づくりを一緒に考えてみませんか?