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アーキデザインブログ
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居室サイズ

2024.02.23

 

今年のオリンピック出場枠が続々と埋まっていますね。

 

4年に1度の開催周期について、どうやって覚えておいでですか?

西暦をカウントするのが一般的かもしれませんが、

私は、夏季オリンピック開催年 ⇔ 閏年 と

どちらかを忘れたら即うやむやになる覚え方をしております。

 

こんにちは

アーキデザインチームの小林です。

 

 

家づくりをする上で、居室面積を可能な限り大きくとりたいという声を頂きます。

ここで言う居室とはLDKと寝室のことで

そのうち子供部屋は、どんな風にも使えるようにと、ただの寝室とは違った気の遣い方でもって検討されます。

過ごしやすく、なんでも出来るように広くしたり、収納を工夫したり、将来の事も考えて…

大切なお子様が過ごす空間ですから、当然ですよね。

 

 

しかし、あえての提案がございます。

寝室や子供部屋を最小限の大きさにしてみませんか?

その代わりではないですが、多目的な使い方ができる広い空間を、家族が集まる場所にしましょう。

 

 

目に見えるメリットとしては、

住宅そのものがコンパクトになり、建築コストを抑えることができます。

居室の面積を小さくし用途を絞った分、建築費用が削減され、全体の予算を効果的に管理できますし

エネルギー効率の良さも、ランニングコストとして考えると軽視できません。

一つの広い空間を有効活用することで、断熱や冷暖房の効率が向上し、エネルギーコストの削減に繋がりますし

また、広いLDKでは大開口サッシからの自然光の取り入れがしやすく、

日中の日差しを有効的に使い、電気照明の使用を最小限に抑えることもできます。

 

 

そして、広い空間は家族の生活スタイルに合わせた多様性も提供します。

ただ大きな家を仰ぎ見るのではなく

皆が集まって、長い間、様々に過ごすスペースを優先的に広くすることについて考えてみませんか?

 

例えば、LDKやその近くに

趣味や娯楽に特化したスペースや、仕事や勉強に集中できるスペースを設ければ

家族それぞれが自分の時間を有効に使いながらも、必要なときには一緒に過ごすことができます。

一時的に仕切りをつくり、その時々で調整するのもいいですね。

 

 

 

そんな空間なら、最新大型TVにもスポーツにも興味がない家族だって

この夏にはつい一緒にオリンピック観戦してしまうかも。

対立しても、大丈夫。解決したり水に流すタイミングも沢山生まれますので。

 

折角の家づくり、どんな人たちと暮らしているのか分かる機会を増やしていきませんか?

 

この記事を書いたスタッフ

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