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アーキデザインブログ
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夏の熱気

2023.07.26

梅雨明けの夏本番。

 

マスク着用自由化後、はじめての夏休みですね。

 

 

静岡県では再び新型コロナ感染者数がじわりと上がり

 

油断させない雰囲気ではありますが、子どもたちがどうか夏を満喫できますように。

 

皆さまが、この夏やりたいことをやり切れますように。

 

猛暑にお気をつけて!

 

 

 

 

 

 

こんにちは

 

今のところ、今年の夏の印象は「暑すぎ」、「鳥」 の

 

アーキデザインチーム小林です。

 

 

(アオサギとか、青い鳥とか…)

 

 

 

 

 

この外部の熱の影響をなるべく受けず、いつも快適な生活が送れる家をつくりたい。

 

気温が上下する夏や冬は、実感からそんな風に性能について考えることもありますよね。

 

 

 

 

 

夏は太陽光が地面にあたる角度が高く、そして日照時間が長くてなかなか日が落ちません。

 

ティアラでは、そんな太陽光が降り注ぐ屋根側の断熱に

 

天井断熱ではなく、屋根断熱を採用しています。

 

 

 

 

 

屋根断熱と、天井断熱。

 

 

なにが違うかというと、断熱材をどこに施工するかで

 

家の断熱範囲と、小屋裏空間の温度が外部の熱にどの程度影響を受けるかが決まります。

 

 

 

 

 

 

●天井断熱

 

 

天井仕上げ材の真上に断熱材を入れる工法です。

 

 

 

 

その名の通り、屋根からの熱が天井面で断たれます。

 

小屋裏空間は外部の熱の影響を受け、夏場は50~60℃にもなりますが

 

施工面積と工程数、及びコストが抑えられ、

 

断熱材の厚さに上限がありません。断熱性能を上げたければ厚くすることができます。

 

 

 

照明機器によっては、取り付けられない物もありますので

 

内装をとことんお好みのテイストにしたい場合は要注意ですね。

 

 

 

 

 

 

●屋根断熱

 

 

屋根の内側、屋根構造部に断熱材を入れる充填断熱と

 

屋根の外側に断熱材を張る、外張り断熱がある工法です。

 

 

 

 

屋根部分での断熱なので、小屋裏空間の温度の上昇を抑えられ

 

その分、天井高を上げた室内空間デザインを採用でき、断熱されている範囲を有効に使うことができます。

 

また、小屋裏空間の空気による輻射熱で、室内が暑くなる心配も少ないでしょう。

 

 

 

 

屋根面積は天井より大きいため、断熱材が増え

 

屋根の熱による悪影響を防ぐために、湿気を排出するシートや通気層などを設けますので

 

天井断熱より作業量が増え、施工コストがかかることは避けられません。

 

とは言え、小屋裏空間に熱や湿気をこもらせないことは

 

構造体を劣化から守り、家の寿命を全うさせることに繋がります。

 

 

 

 

 

そして、どちらであっても

 

気密性を高く保ち、外部の熱せられた空気を入れないことが

 

快適な居住空間を作り上げる上で欠かせません。

 

 

 

 

 

ティアラは、常識を見つめ、住宅のひとつひとつの要素について考え

 

結果としてデザインの自由度が高く、かつ過ごしやすい家づくりの形に行き着きました。

 

 

どちらも諦めない!という夏にも負けぬ熱い方、是非お気軽にご相談ください。

この記事を書いたスタッフ

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