コンサルブログ
耐震等級
2024.04.22
おはようございます
コンサルチーム野村です
先週は晴天が続き
洗濯日和でしたね
衣替えも完了し
夏を迎える準備ができました
ここからは地震についてのお話です
全国各地で地震が起こっていることもあり
地震に強い家を希望される方は多いと思います
地震に対する建物の強さの指標として
耐震等級があります
耐震等級は1~3までありまして
最も高いレベルが耐震等級3です
耐震等級1と比較した場合に1.5倍の強度があり
震度6~7の地震にも耐えられます
またその後も一部の軽微な修繕のみで暮らせると想定されており
高い耐震性を備えていることが特徴です
この耐震等級3と似たような言葉で
耐震等級3相当という言葉があります
建物が耐震等級3と認められる為には
申請し、検査を受けて合格する必要があり
お金もかかります
つまり耐震等級3相当とは
文字通り耐震等級3に相当する性能はありますが
申請は行っておらず
正式な認定を受けていない建物のことを指します
そしてもう一つが型式適合認定です
多くのハウスメーカーが型式適合認定を採用しています
型式適合認定を取得していれば
構造計算を省略することができるのです
同じ部材で同じ設計ルールに基づいて建てた
予め設定された建物は安全性が担保されている為
個別の構造計算は不要である
という考え方です
構造計算を省略することで
設計する時間と費用を大幅に削減することができます
大量に建築をするハウスメーカーにとっては
大きいメリットとなります
構造計算については次回書かせていただきます
最後まで読んでいただきありがとうございます
この記事を書いたスタッフ
コンサルチーム 野村 稔真