平屋の注文住宅をローコストで建てる5つのポイント!相場や注意点を解説
平屋の注文住宅は、二階建てよりもコストが高くなる傾向にあります。ローコストでおしゃれな平屋の注文住宅を建てるには、さまざまな工夫が必要です。今回は、平屋の注文住宅をローコストで建てるポイントや注意点について解説します。
平屋でローコストな注文住宅の相場は?
まずは、平屋でローコストな注文住宅の一般的な相場について紹介します。ただし、ここで紹介するのはあくまでも建物本体の価格であり、実際に注文住宅を建てるときは、ほかに土地の代金や登記費用などが必要です。
500万円台の平屋
●広さ:15〜17坪程度
●間取り:1LDK〜2LDK
500万円台の予算があれば、1〜2人暮らしに最適な広さ・間取りの平屋を建てることができます。
基本的には1LDKの間取りがちょうど良いですが、工夫次第で2LDKにすることも可能でしょう。
800万円台の平屋
●広さ:18〜20坪程度
●間取り:1LDK〜2LDK
800万円台の予算で建てられる平屋も、基本的には、1〜2人暮らしに最適な広さ・間取りです。500万円台の平屋よりも少し広くなるので、ご夫婦でゆったりと暮らしたい方、ペットを飼育されている方にぴったりでしょう。
1,000万円台の平屋
●広さ:25〜30坪程度
●間取り:2LDK〜3LDK
1,000万円台の予算があれば、3〜4人家族でもゆったり暮らせる3LDKの平家が建てられます。「リビングを広くしたい」「中庭を作りたい」などの希望があれば、2LDKの間取りにしても良いでしょう。
2,000万円台の平屋
●広さ:30〜45坪程度
●間取り:3LDK〜5LDK
2,000万円台の予算があれば、工夫次第で5LDKの間取りの平屋も建てられます。
5LDKの間取りであれば、4〜5人の家族でもゆったりと生活できるでしょう。
平屋の注文住宅をローコストで建てるポイント
平屋の注文住宅は、二階建てよりもコストが高くなりがちです。
そのため、平屋の注文住宅をローコストで建てるためには、さまざまな工夫が必要になります。
続いては、平屋の注文住宅をローコストで建てるポイントを5つ紹介します。
規格住宅(セミオーダー住宅)を建てる
ローコストで平屋の注文住宅を建てるなら、フルオーダー住宅ではなく、規格住宅(セミオーダー住宅)を選択しましょう。
規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店が用意する規格のなかから、好きなものを選んで建てる住宅のことです。
フルオーダー住宅とまではいかないものの、デザインや間取り、設備仕様などは自分好みで選択できるので、コストを抑えて理想に近い家を建てることができます。
15~20坪の狭小住宅を建てる
平屋の注文住宅は、延べ床面積が広くなるほど建物の本体価格も高くなります。
また、「家は広ければ広いほど良い」というものでもありません。広い家はメンテナンスにもコストが嵩みます。
ローコストで平屋を建てたい場合は、15〜20坪の狭小住宅を建てるのがおすすめです。
1〜2人暮らしであれば、15〜20坪の面積でも十分な広さです。
工夫次第では2LDKの間取りの注文住宅を建てることも可能です。
ハウスメーカーよりも工務店
平屋の注文住宅をローコストで建てるなら、全国展開している大手のハウスメーカーよりも、地域密着型の営業をしている工務店に依頼しましょう。
ハウスメーカーの場合、住宅展示場にモデルハウスを建築したり、有名タレントを起用したCMを放映したりと、広告宣伝費にかなりのコストをかけています。それらのコストが建築費用に上乗せされるため、価格が高額になりがちです。
ローコストでも質の高い注文住宅を建てるなら、大規模な広告宣伝を行わず、地域密着型の営業を展開する工務店に依頼することを検討しましょう。
外観・間取りはシンプルに
15〜20坪程度の狭小住宅であっても、外観や間取りにこだわりすぎると、どんどんコストが嵩んでいきます。
凝ったデザインや間取りの注文住宅が、必ずしも住みやすいとは限りません。
ローコストで、かつ長く暮らしても飽きが来ない平屋の注文住宅を建てるなら、外観や間取りは極力シンプルにするのがおすすめです。
こだわりには優先順位をつける
注文住宅を建てるにあたって、「キッチンはアイランド型にしたい」「ウォークインクローゼットが欲しい」「吹き抜けリビングに憧れる」など、人それぞれにこだわりがあるものです。
ただし、あれもこれもとこだわりを詰め込みすぎると、その分コストが嵩んでしまいます。
平屋の注文住宅をローコストで建てるなら、こだわりには優先順位をつけましょう。
平屋の注文住宅をローコストで建てるときの注意点
続いては、平屋の注文住宅をローコストで建てるときの注意点を説明します。
土地選びが大事
平屋を建てるためには、土地が必要です。
狭すぎる土地の場合や、建ぺい率などの条件によっては、工務店が用意している規格住宅を建てられないこともあります。
土地選びについては、購入前に工務店に相談しておくと安心です。
地域密着型の営業を続けている工務店なら、地元に強力なパイプを持っているため、市場に出回らない良い土地を見つけてきてくれるかもしれません。
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おしゃれな規格住宅を探す
せっかく注文住宅を建てるなら、「できる限りおしゃれな家にしたい」と考える方も多いでしょう。
ローコストでおしゃれな平屋の注文住宅を建てるには、工務店のホームページやパンフレットを見比べて、好みに合うデザインの規格住宅を見つけるのが近道です。
初期費用だけではなく維持費にも注目する
平屋の注文住宅は、建てて終わりではありません。
これから何十年という長い間、生活をしていくことになります。
そこで考えなければならないのが、維持費です。
平屋の注文住宅を維持するには、以下のようなコストがかかります。
●税金(固定資産税、都市計画税など)
●外壁塗装費
●屋根塗装費
●フローリング張替え費用
●シロアリ駆除費用
●火災保険料・地震保険料 など
特に大きな費用がかかると言われているのが、外壁塗装費や屋根塗装費です。
平屋の場合は足場の組み立てが不要な分、二階建てよりもローコストで建てられるでしょう。
また、外壁や屋根の耐用年数は、使用されている建材や壁材などによって異なります。
ローコストな平屋を建てるには、初期費用だけでなく「長持ちするかどうか」など、維持費にも着目した建材・壁材選びを行うことが大切です。
分からないことは、信頼できる工務店の担当者に相談しながら決めていきましょう。
おしゃれでローコストな平屋の建築事例
静岡県焼津市の工務店ティアラでは、おしゃれでローコストな平屋を建築できる「SIMPLY LUXE〜シンプリーラクゼ〜」というプランをご用意しています。
完全自由設計で高性能住宅が建てられるプランで、住まいにおけるシンプルを突き詰めたティアラの基本設計を担う住まいです。
SIMPLY LUXE〜シンプリーラクゼ〜は、予算やご希望に合わせて、以下の4つのプランからお選びいただけます。
SIMPLY LUXE〜シンプリーラクゼ〜
BASIC〜ベーシック〜
価格の目安
30坪 58.2万円/坪
STANDARD〜スタンダード〜
価格の目安
30坪 64.3万円/坪〜
PREMIUM〜プレミアム〜
価格の目安
30坪 66.7万円/坪〜
PREMIUM NATURE〜プレミアムナチュレ〜
価格の目安
30坪 69.7万円/坪
※仮設費用・屋外給排水工事・カーテン工事・地盤補強工事(地盤調査結果により)・土地購入関連費用・外構工事・家具電化エアコン代・建築、融資、その他諸経費などは本体価格には含まれません。
※住宅本体価格は2021年4月のもので諸事情により変更となる場合があります。建築地の諸条件および建築時期により別途費用が発生する場合があります。
※詳しい比較検討が必要な場合は、仕様や価格の詳細をティアラまでお問い合わせください。
事例①静岡県焼津市S様邸
静岡県焼津市のS様邸は、ティアラが手がけたおしゃれな平屋の注文住宅です。
【建物概要】
間取り:平屋・1LDK
施工年月:2021年12月
建物面積:21坪(69.56m2)
S様ご夫婦は、2匹の愛猫と共にのんびりと平屋での暮らしを楽しんでおられます。
シンプルな間取りも、猫ちゃんありきで考えたものです。
中庭付きで日差しが入り込みやすいので、猫ちゃんも日向ぼっこがしやすいとのこと。また、猫ちゃんが外の景色を見られるよう、地窓も備え付けられています。
もちろん、無駄のない生活動線は、人間にとっても心地が良いものです。
部屋数も多くなく、「二人で住むにはちょうど良いサイズ」だと奥様がお話してくださいました。
シンプルな内装はご友人にも好評で、自分の家に帰りたくなくなる、と言われることも多いそうです。
S様ご夫婦は、予算内でおしゃれな平屋を建築するために、ティアラと共に家づくりを進めて来られました。
無駄を省き、本当に必要なものだけに絞っていくことによって、ローコストでおしゃれな理想の家づくりを実現することができたのです。
S様邸の間取りや内装は、動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。
おしゃれな平屋はローコストで建てられる!工務店に相談しよう
おしゃれな平屋をローコストで建築することは可能です。
静岡県焼津市の工務店、ティアラには、シンプルかつ洗練されたデザインの平屋住宅を数多く手かげてきた実績があります。
お客様のご予算やご要望に沿って最適な家づくりをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。