平屋の新築費用はどれくらい？500万円・800万円・1,000万円以上の間取りを紹介

2023.03.27

平屋の新築費用は二階建てより高い？

平屋と二階建て、新築費用はどちらのほうが高いのか気になる方も多いでしょう。

一概に言うことはできませんが、同じ床面積の家を新築する場合、二階建てよりも平家のほうが広い土地が必要になります。よって、基礎工事や天井工事の費用も、平屋のほうが高くなることが考えられるでしょう。

しかし、二階建ての場合は階段や階段ホールの工事費用が必要になります。
そのため、総額で比べると、平屋と二階建ての新築費用にそれほど大きな違いが出ることはなく、その差は1〜2割程度となるのが一般的です。

ただし、長く暮らすことを考えると、平屋のほうがコストパフォーマンスに優れているとも考えられます。
二階建ての場合、屋根の修繕や外壁の塗り替えなどのメンテナンスを行う際、必ず足場の設置が必要になります。足場の設置には追加費用がかかるため、二階建てのメンテナンスは平屋よりも高くなるケースが多いでしょう。

平屋の新築費用は実際どれくらい？間取りや追加費用について

平屋の新築費用は、間取りや広さ、設備や性能などによって大きく異なり、価格帯も500万円台のものから2000万円以上するものまで様々です。
ここからは、平屋の新築費用について、予算別にどんな間取りの家を建てられるのか、想定すべき追加費用についても解説します。

500万円台の新築平屋

本体価格500万円台で新築平屋を建てる場合、延べ床面積は15〜17坪（約50〜56㎡）程度となるのが一般的です。
間取りは1DK・1LDKが主流で、家族で暮らすには少し手狭なので、500万円台の注文住宅は一人暮らし、または夫婦二人暮らしに適しています。

800万円台の新築平屋

本体価格800万円台で新築平屋を建てる場合、延べ床面積は20坪（約66㎡）程度となるのが一般的です。
間取りは1LDK・2LDKが主流で、夫婦二人でのんびり暮らしたい方にぴったりの広さと言えるでしょう。

ただし、800万円台という予算は、平屋の新築費用として余裕があるわけではありません。間取りや設備にこだわりすぎると予算をオーバーしてしまうため注意しましょう。

ハウスメーカーに依頼すると施工費が高くなるので、800万円台の注文住宅も工務店に依頼するのがおすすめです。

1,000万円台の新築平屋

本体価格1,000万円台で新築平屋を建てる場合、延べ床面積は25〜30坪（約83〜100㎡）程度となるのが一般的です。
2LDK・3LDKの間取りが主流で、家族4人で十分暮らせる広さと言えるでしょう。

ただし、本体価格は1,000〜1,200万円程度でも、付帯工事・外構工事などの追加費用を含めると、総額では1,600万円程度になることが多いです。

2,000万円台の新築平屋

本体価格2,000万円台で新築平屋を建てる場合、延べ床面積は30〜45坪（約100〜149㎡）程度となるのが一般的です。
間取りは、3LDK・4LDKが主流で、4人以上の家族でも十分に暮らせる広さと言えます。間取りによっては三世代住宅も可能となるでしょう。

工務店に依頼する場合、本体価格は1,000〜1,500万円程度、付帯工事・外構工事などの追加費用を含めて、総額は2,000万円程度になることが多いです。

平屋の新築費用は1,000～2,000万円が目安！理想の住まいを実現しよう

平屋の新築費用は、本体価格に付帯工事・外構工事などの追加費用をプラスすると、総額で1,000〜2,000万円程度が目安となります。

平屋の本体価格は、広さや間取り、設備や性能によって大きく変わります。
予算に合わせた注文住宅を検討している場合は、ハウスメーカーよりも工務店に相談をすると、より柔軟な対応が期待できるでしょう。

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