


魔法のコトバ
4月になりました。
小学生の頃、新しい教科書を手にするたびに「今年こそ、ちゃんと勉強するぞ!」と
新年度の抱負を高らかに宣言していました。
新しい教科書やノートって、やる気にさせますよね。
しかし、私に限ってですが、新しい教科書やノートの魔力は持続力が乏しく、
この決意表明はGWの頃には、いとも簡単に忘れ去られる運命です。
「忘れないように毎日唱えていなさい!」と言っていた母の言葉を思い出します・・・
古くから「言霊」といわれているように、
ポジティブな言葉を発していると、気持ちが前向きになりますし、それに伴い行動も活動的になります。
その逆も然りです。
また、発した言葉は自分に返ってくるとも言われているので、できればポジティブな言葉だけを使いたいものですが・・・人間ですもんね。
こんにちは。
なぜか?教科書だけはいつまでもきれいなままだった
ティアラの戸塚です。
前回は建築にまつわる、諺や慣用句について綴らせていただきました。
まだまだ、ご紹介しきれていませんが、一旦おいといて・・・
本日は「変な建築用語」についてお話させていただきます。
建築現場には「ネコ」 「ウマ」 「トラ」 「ツル」
なぜか動物が多く登場します。
ネコは皆さんのよく見かける↓これです。
ウマはこちら↓
トラは阪神ファンおなじみ?の↓
ツルはこちら↓
ツルの仲間には
カニもいます↓
ほんの一例をあげてみましたが、
一説によれば神経をすり減らすようなハードな現場を和らげるために、動物の名前が多く使われているそうです。
物騒な言葉もたくさんあります。
(ハードな現場を和らげるはずでは・・・)
「はめ殺し」
窓枠(サッシ枠)にガラスを“はめ込んで”固定した窓、つまり開け閉めできない窓「FIX窓」のことです。
「シャブい」
塗料やコンクリートなどの水分が多い状態を指します。
シャバシャバが転じてシャブいになったと思われます。
「暴れる」 「狂う」
主に木材が湿度や気温、乾燥で伸縮して反ったり捻じれたりすることを言います。木材はもともと水分を含んでいて「生きている」ので、こうした「暴れ」や「狂い」が生じます。
「蹴る」
視界から外すことです。
例えば親方から「そこの部材を蹴って」といわれて、本当に蹴ったら大目玉ですので、注意しましょう。
(私は絶対蹴るタイプです)
意味が分かれば(なるほどな)と思いますが、初めて聞いた時にはサッパリですよね。
もちろん、私も当初はチンプンカンプンでした。
職人さんたちが異国の人に見えていたくらいです。
皆様のお仕事でも、専門用語や隠語といわれる言葉があると思います。
業界内では普通に飛び交う言葉も、はたから聞いたら全く意味が通じません。
以前もお伝えしましたが、やっぱり日本語って難しいですよね。
日常の言語以外に、専門用語・隠語・略語
さらには敬語・尊敬語・謙譲語
方言もありますね。
文字だって、ひらがな・カタカナ・漢字がありますし、
覚えることだらけです。
やっぱり、日本人って天才ですね。
この記事を書いたスタッフ
