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魔法のコトバ

2023.04.03

4月になりました。

小学生の頃、新しい教科書を手にするたびに「今年こそ、ちゃんと勉強するぞ!」と

新年度の抱負を高らかに宣言していました。

新しい教科書やノートって、やる気にさせますよね。

しかし、私に限ってですが、新しい教科書やノートの魔力は持続力が乏しく、

この決意表明はGWの頃には、いとも簡単に忘れ去られる運命です。

「忘れないように毎日唱えていなさい!」と言っていた母の言葉を思い出します・・・

 

古くから「言霊」といわれているように、

ポジティブな言葉を発していると、気持ちが前向きになりますし、それに伴い行動も活動的になります。

その逆も然りです。

また、発した言葉は自分に返ってくるとも言われているので、できればポジティブな言葉だけを使いたいものですが・・・人間ですもんね。

 

こんにちは。

なぜか?教科書だけはいつまでもきれいなままだった

ティアラの戸塚です。

 

 

前回は建築にまつわる、諺や慣用句について綴らせていただきました。

まだまだ、ご紹介しきれていませんが、一旦おいといて・・・

本日は「変な建築用語」についてお話させていただきます。

 

建築現場には「ネコ」 「ウマ」 「トラ」 「ツル」

なぜか動物が多く登場します。

 

ネコは皆さんのよく見かける↓これです。

 

ウマはこちら↓

 

トラは阪神ファンおなじみ?の↓

 

ツルはこちら↓

 

ツルの仲間には

カニもいます↓

 

 

 

ほんの一例をあげてみましたが、

一説によれば神経をすり減らすようなハードな現場を和らげるために、動物の名前が多く使われているそうです。

 

 

物騒な言葉もたくさんあります。

(ハードな現場を和らげるはずでは・・・)

 

「はめ殺し」

窓枠(サッシ枠)にガラスを“はめ込んで”固定した窓、つまり開け閉めできない窓「FIX窓」のことです。

 

 

「シャブい」

塗料やコンクリートなどの水分が多い状態を指します。

シャバシャバが転じてシャブいになったと思われます。

 

 

「暴れる」 「狂う」

主に木材が湿度や気温、乾燥で伸縮して反ったり捻じれたりすることを言います。木材はもともと水分を含んでいて「生きている」ので、こうした「暴れ」や「狂い」が生じます。

 

 

「蹴る」

視界から外すことです。

例えば親方から「そこの部材を蹴って」といわれて、本当に蹴ったら大目玉ですので、注意しましょう。

(私は絶対蹴るタイプです)

 

 

意味が分かれば(なるほどな)と思いますが、初めて聞いた時にはサッパリですよね。

もちろん、私も当初はチンプンカンプンでした。

職人さんたちが異国の人に見えていたくらいです。

 

 

皆様のお仕事でも、専門用語や隠語といわれる言葉があると思います。

業界内では普通に飛び交う言葉も、はたから聞いたら全く意味が通じません。

 

以前もお伝えしましたが、やっぱり日本語って難しいですよね。

日常の言語以外に、専門用語・隠語・略語

さらには敬語・尊敬語・謙譲語

方言もありますね。

 

文字だって、ひらがな・カタカナ・漢字がありますし、

覚えることだらけです。

 

やっぱり、日本人って天才ですね。

 

この記事を書いたスタッフ

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