


デザイン志向かアート志向か?
ティアラで企画広報のお仕事をするようになり、“おちらしさん”というサービスを利用しています。
“おちらしさん”とは、チラシの宅配サービスのことで、チラシの配布を希望される団体様から全国の舞台・美術がお好きなオーディエンスのみなさまへ、最新のチラシをお届けするサービスになります。(無料です!)
元々美術館や展示会などが好きで若かりし頃はよく行っていたのですが、子供が産まれてからはなかなか行く機会もなく、めっきりアートとは縁遠い生活をしています(笑)
“おチラシさん”はそんな庶民的発想力しか湧いてこない自分へ喝!というか、仕事のアイデアやヒントになるかな、と思い取り寄せています。
よく、神が降りてきた!とか、ゾーンに入った!とか言いますが、そんな瞬間なかなか来ないです(笑)いつもお題をいただいてから四苦八苦しながら作っていますが、企画広報として多角的に情報はインプットしていきたいなと思います。
サービスやプロダクトを生み出す過程でデザイン志向か、アート志向かというアプローチの違いがありますが、デザイン思考は、先ず人の行動を観察するなどして共感することで他者が起点となり、問題定義、アイデア発想より課題解決策が創出されていきます。一方、アート志向は作り手の実現したい世界観や原体験から生まれることが多く、自己が起点となっています。
両者とも長所、短所ありますが、サービスやプロダクトはどちらの志向も必要であり、明確に分けることは難しいのかと思います。他者が起点となっていても、そこに自分の原体験が加わったり、自分の原体験から実現させたいものに他者の共感を加えていくこともできるのではないかと思います。
なんだか小難しい話になってしまいました(笑)
いずれにせよ、普段から感受性のアンテナを高くして、色々なものを見て、触れて、読んで、体感して、共感して、という体験を積み重ねて、自分の引き出しを増やしていくしかないなと、感じています。
普段、地元をうろうろしているだけなので送られてくるチラシはどれも魅力的で、足を運んで生で見てみたいと思うものばかり。ぜひ時間ができたら行ってみたいと思います。
この記事を書いたスタッフ
