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【職人さん】

2020.11.12

ティアラの家づくりには、大工さんをはじめとした
多くの職人さんが携わってくれています。

「職人さん」といえば、一昔前なら頑固で武骨なイメージがありましたが
昨今の職人さんは穏やかな方ばかりです。

でも、やっぱり職人さん。
自分の仕事にプライドと責任をもっているのが
その背中からヒシヒシと伝わってきます。

こんにちは。
若い頃、職人になりたいと思っていたティアラの戸塚です。

父から「手に職つければ喰いっぱぐれがない」なんて
いわれて育った私は、
私にしかできないコト。とか
私だから出来るコト。
という響きに弱く、人と同じコトをするのを嫌うあまのじゃくになりました。

当時、女性の職人さんはスコブル少数で
あまのじゃくの私にはピッタリ!

じゃあ、なぜ今、職人になってないかって・・・
そう。
厳しい修行に耐えるコトは、人と同じコトをするより嫌だったんです。

私が就職した1990年。
世の中がバブルで浮足立っている中、
板前になった友人(後の旦那さん)は、
殴られる・蹴られるは当たり前。
柳葉包丁で太腿あたりを「プスッ」と。なんてこともあったそうです。

そんな時代でしたから、
「今が楽しければイイ」なんて思っていた私に務まるわけがありません。

ですから、私と同世代、若しくは年上の職人さんには
尊敬の念しかありません。

そんなキツイ修行に耐えたんだ・・・と。

現在、【大工さんが足りない】と言われています。
2×4(ツーバイフォー)工法やプレハブ工法など
熟練の技術を必要としない工法が増えたため、
学校で知識を得ることができたりと
厳しい親方につかずとも、学ぶことが出来るのに、
それでもやっぱり「なりて」が少ないようです。

幸い、ティアラには力を貸してくださる大工さんがいるのでいいのですが、
将来を考えるとのんきにはしていられません。

近い将来、大工さんがもっと減ってしまうことが考えられるため、
目の前のコトだけでなく、「その時」に備えて行動しなくてはなりません。

家を建てることを考えはじめた皆さんに、
「将来のコトを考えた家づくりを!」
とお伝えしているのに、
その私が目の前のコトばかり考えていたら
お恥ずかしい限りです。

皆さんに呆れられないよう、
私も将来を見据えた行動がとれるように日々精進します。

手始めに・・・
今夜は何食べよう?

この記事を書いたスタッフ

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