突然ですが
私は植物がすきです。

我が家のほぼ中央に位置する玄関から,
東側は趣のある紅葉やドウダンツツジ。
西側にはシマトネリコやハナミズキ。

全体のバランスなんてお構いなしに
すきな植物を少しづつ増やしてきたので
そこそこチグハグな庭に仕上がりました。

まだ体力が有り余っていた当時は
何を血迷ったか⁈芝生にも手を出してしまいました。
広い土地なら、芝刈り機で刈ることもできたでしょうが、
猫の額ほどの広さなので
枝切ばさみでチョキチョキです。

お察しのとおり、
今は芝生なのか？草なのか？区別がつきません。

計画的には生きられない
ティアラの戸塚です。

もちろん、このチグハグな庭は
私の当初の希望とはかけ離れています。
（自分で植えておいて、どの口が言ってるんでしょう？）

本当は、特徴的なシンボルツリーが1本あれば
良かったんです！

しかし、南側に道路があり、
しかも一時停止の交差点の角に位置する我が家は
家の中から、車の運転をしている人と『こんにちは』なんです。

ＬＤＫでゴロゴロ、お尻を搔きながらTVをみるために
それはもう、隠すしかないですよね。

そこでまず、私が手を出したのが、木製のラティスです。

でも、ラティスの間から、外が見えます。
例え、外からは見えづらくなったとしても、
コッチからは良～く見えるので、気になって仕方ありません。

↓

ラティスの内側に目隠しの植物を植えます・・・
（目隠しON目隠しですね）

数年後、大きな台風でラティスがバラバラになりました。
大雨・強風の中、バラバラになって飛んで行ったラティスを追いかけたことは
決して忘れません。

ラティスより背の低い植物を植えていたので、
また外が気になります・・・

↓

窓全体を隠したいので、
つる性の植物を植えます。

ここで目を付けたのが、トケイソウ。
大好きな植物なのでテンションが上がります。

しかし、大きく成長したトケイソウは
立派なつるを這わせ、窓にある網戸と雨戸を乗っ取ります・・・

そして台風の時に雨戸を閉める際、
トケイソウは無残にも、育てた張本人によってブチブチと引きちぎられるんです・・・

こんな過ちを繰り返し、
その場の思い付きで今のチグハグな庭を手にいれました。

南側に面した窓以外で、
日の光を取り入れる設計手法があれば
そもそも大きな窓なんていらないし、
南側に大きな窓が無ければ、目隠しも要らない。
そうなると、わざわざ南側に開けた価格の高い土地を買う必要もない。

実は、その最高の設計手法。
あるんです！！

土地も価格重視で探せるし、
そもそも全体のフォルムがイイ！！

白い外壁にシンボルツリー❕
最高じゃん❕

その名も【シンプリーラグゼ】

でも、戸塚家は違います。

隠したいものが多すぎるんです・・・

家の中で気兼ねなく過ごすために、
目隠しに目隠しを重ね、
今は十数年前から（植えたい！）と思っている
キングサリという植物をどこに植えようか？考えています。
（懲りないタイプです）

そしてキングサリの次にはミモザも植えたいと思っています。
（本当に懲りないタイプです）

ますますチグハグな庭になることは
安易に想像がつきますが、
植物も生きているんです。
引っこ抜くなんてできません。
元気な植物を私の計画性のなさの犠牲になどできません。

なにより、今更全体のバランスをとるなんて
不可能なんです。
ですから、目指すはジャングルです。

家づくりをされる際には
外構まで、しっかりと計画することをオススメします。

せっかくデザイン性の高い家を建てても
お金と労力をかけて台無しにする。
戸塚の二の舞を演じることはないように・・・

家づくりは計画的に。