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アーキデザインブログ
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いつかの楽しみに

2023.04.26

 

梅雨入りまでの今の季節、いいですよね。

何はなくとも、足取りが軽くなる時期ではないでしょうか。

 

 

GW直前、予定をばっちり組んでいる方もいらっしゃるでしょうし

たとえば抽選に当たったら降ってくるような、

「予定は未定」な用事も入れ込めるのが連続したお休みのいいところ。

 

新生活のリズムに、体を合わせる感覚だったとしたら

やっと家でゆっくりできるタイミングでもあるかもしれません。

 

個人的には、いつか音楽祭ラ・フォル・ジュルネをうろつきたい期間です。

今回はベートーヴェンがテーマなんだそうで。

 

 

 

こんにちは、

アーキデザインチームの小林です。

 

最近の実感として、身の回りに総2階の新築が多く建っているのを感じます。

一時期は平屋ばかりの印象でしたのに。

 

 

当然ながら、総2階には総2階のいいところがあるのですが、

やっぱり平屋だってイイんですよ…!とつい念じてしまうのも、次のような理由があります。

 

・家の中で最も危険なゾーンの一つである階段がない。

・どの年齢層にとっても、暮らしやすい住環境を作ることができる。

・家族の様子が把握しやすい。

・光熱費や、何年かごとのメンテナンス費、施工範囲、期間が抑えられる。

・高さがなく、2階屋ほど地震や強風のダメージを受けない。

・断熱性/気密性がより高い家になる。

・屋根が大きく、太陽光パネルを載せる位置や数の制限が少ない。

・生活/家事動線を最低限のものにできる。

 

 

それでは、良くないところ。

 

・狭小地に建てるのは難しい。

・基礎工事費が高くなる場合がある。

・家族間のプライバシー性は、2階屋の方が保たれる。

・水害時に上階へ避難できない。

・周辺環境や、隣地の建築物からの影響をより感じやすい。

 

 

…結局は何を優先したいかで、どうバランスをとるかですね。それはそう。

でも「なんでそうなるのか、その内容を知りたいんだけど?」ということでしたら、

平屋も、2階屋も、3階屋も、そして一部平屋も建てる当社に、是非ご相談ください。

 

しかし、この先も長くご夫婦で、また増えていくご家族との暮らしを考えたら、

平屋に軍配が上がりませんか?

 

 

 

私の親族や友人のなかでも

子供たちに残していけるような家を建てたいという思いで、

マイホームに平屋を選んだ一家がいます。

 

先が見えない不安な状況で、確かに残せるものが何かをあらためて考えた結果だと言います。

 

 

何軒か建てないと満足する家には出来ない、なんて話も聞きますし

ベートヴェンのように、79回も引っ越す人生だって面白いかもしれません。

 

でも、自分たちが作った家での生活を愛せるように、

「予定は未定」の部分を子供や孫たちと作っていくのも、また違った面白さじゃないでしょうか。

この記事を書いたスタッフ

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