


いつかの楽しみに
梅雨入りまでの今の季節、いいですよね。
何はなくとも、足取りが軽くなる時期ではないでしょうか。
GW直前、予定をばっちり組んでいる方もいらっしゃるでしょうし
たとえば抽選に当たったら降ってくるような、
「予定は未定」な用事も入れ込めるのが連続したお休みのいいところ。
新生活のリズムに、体を合わせる感覚だったとしたら
やっと家でゆっくりできるタイミングでもあるかもしれません。
個人的には、いつか音楽祭ラ・フォル・ジュルネをうろつきたい期間です。
今回はベートーヴェンがテーマなんだそうで。
こんにちは、
アーキデザインチームの小林です。
最近の実感として、身の回りに総2階の新築が多く建っているのを感じます。
一時期は平屋ばかりの印象でしたのに。
当然ながら、総2階には総2階のいいところがあるのですが、
やっぱり平屋だってイイんですよ…!とつい念じてしまうのも、次のような理由があります。
・家の中で最も危険なゾーンの一つである階段がない。
・どの年齢層にとっても、暮らしやすい住環境を作ることができる。
・家族の様子が把握しやすい。
・光熱費や、何年かごとのメンテナンス費、施工範囲、期間が抑えられる。
・高さがなく、2階屋ほど地震や強風のダメージを受けない。
・断熱性/気密性がより高い家になる。
・屋根が大きく、太陽光パネルを載せる位置や数の制限が少ない。
・生活/家事動線を最低限のものにできる。
それでは、良くないところ。
・狭小地に建てるのは難しい。
・基礎工事費が高くなる場合がある。
・家族間のプライバシー性は、2階屋の方が保たれる。
・水害時に上階へ避難できない。
・周辺環境や、隣地の建築物からの影響をより感じやすい。
…結局は何を優先したいかで、どうバランスをとるかですね。それはそう。
でも「なんでそうなるのか、その内容を知りたいんだけど?」ということでしたら、
平屋も、2階屋も、3階屋も、そして一部平屋も建てる当社に、是非ご相談ください。
しかし、この先も長くご夫婦で、また増えていくご家族との暮らしを考えたら、
平屋に軍配が上がりませんか?
私の親族や友人のなかでも
子供たちに残していけるような家を建てたいという思いで、
マイホームに平屋を選んだ一家がいます。
先が見えない不安な状況で、確かに残せるものが何かをあらためて考えた結果だと言います。
何軒か建てないと満足する家には出来ない、なんて話も聞きますし
ベートヴェンのように、79回も引っ越す人生だって面白いかもしれません。
でも、自分たちが作った家での生活を愛せるように、
「予定は未定」の部分を子供や孫たちと作っていくのも、また違った面白さじゃないでしょうか。
この記事を書いたスタッフ
