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アーキデザインブログ
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油断は禁物

2023.04.15

 

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今は、片付けや整理整頓の時期でもあるようです。

新生活を迎えた方にとっては、一段落ついた頃でしょうか。

 

 

私はと言いますと、うまいこと衣替えをと試みて

いつもいつも、GW頃に持ち越しになる不思議な時期です。

 

移りゆく季節とお天気のせいにしたい気持ちがありますが、これがいけない。

GW恒例のセールを開催されるクリーニング屋さんに大変お世話になっております。

今後とも、末永くお付き合いさせていただきたく…。

 

 

こんにちは

アーキデザインチームの小林です。

 

今はまだ、春の天気の変わりやすさを感じますが

これからさらに気温が上がれば、気分も行動も、自然と開放的になりそうです。

暑くなったらマスクを外そうとお考えの方も多いのでは。

 

過ごしやすい陽気につられて、家の窓やカーテンを開け放ち

楽な格好で過ごしたいと思ってしまいますが、

我が家には生憎、外からの視線を遮るものがありません。

 

こんな時、そもそも防犯性のある外壁を持つ家に決めたお客様のことを

心から尊敬し、また羨ましく思います。いいなあ。

 

 

家の防犯性は、足し算でも高めていけますが

外部から一見して侵入しにくいと感じさせる建物を目指すのであれば

建築段階からご検討いただくと、やはりその分足さずに叶うことも多いでしょう。

 

ほとんどの侵入者が窓から出入りしているというデータから、

入りにくく、出にくい家を建てる上で当社が意識しているのは次のような点です。

 

・外部壁面に窓を付けず、中庭に大開口を設ける。

・外壁は極めてシンプルで、取っ掛かりを作らない。

・窓が外部壁面にないことで、内部の様子や間取りを悟らせない。

・外部壁面に必要な窓は、格子を付ける必要のないサイズと高さにする。

・中庭に洗濯物を干すことで家族の情報を読み取らせない。

 

 

私の友人は、ある長期休み明けに

自宅の裏手で誰とも分からない男性の足跡を見つけてからというもの、

まず、裏手でも窓の施錠を欠かさないでよかったと安堵し

それ以降は、警戒心が一層高まったそうです。

 

何事もなかったとしても、住民にとっては警戒レベルを戻すことが難しくなる出来事です。

 

 

我々が何も気にせずリラックスしている時、そこはどんな空間でしょうか。

その空間を用意するために、やっておかなければと思う行動ってありませんか?

 

いい風が吹いているから大きな窓をほんの少しだけ開ける、だとか。

子供用プールは生垣で死角になるスペースに置く、だとか。

カーテンを閉めてから照明を点ける夜、だとか。

 

 

住宅に任せられる部分って、工夫次第で変わることがあります。

 

まずは家の形から、平穏な暮らしが楽しめる拠点を想像するのもいいですよね。

 

この記事を書いたスタッフ

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