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建築基準法の改正

2023.02.17

先日、用事があったので久しぶりに東京方面に出掛けました。

 

東京に行くのは、かれこれ4年ぶり

 

私が住んでいた10年前に比べて街並みにも変化がみられました。

 

時間が無かったので以前住んでいた街や若かりし頃の思い出の場所に

 

行くことは叶いませんでしたが、

 

今度まとまった時間を作り、あの頃住んでいた街を散歩したいなと思いました。

 

 

こんにちは、ティアラホームスタイル アーキデザインチームの矢部です。

 

人や、街並みにも変化があるように、住宅業界もあらたな変化を迎えそうです。

 

2025年4月から、建築基準法が大きく変わります。

 

 

今まで建築確認をする際、現況は延べ面積500㎡以下、2階建て以下などの条件を満たす木造住宅は、

建築確認の際の構造審査を省略することが可能でした。(4号特例というやつです)

 

しかし2025年以降、現行法で4号の条件に適合する木造2階建て以下、

高さ13m以下、軒高9m以下、延床面積500㎡以下の建築物は、

2号または3号に区分されることになります。

 

(なんのこっちゃさっぱりですね(・・?)

 

簡単にいうと、一般的な2階建て住宅の場合であっても

2025年4月以降は、構造に関する資料、

省エネ基準を満たす資料の提出が義務づけられます。

 

これにより、確認申請受理までにかかる時間の増加

個人事務所などでは、今まで建築士が行っている事で省略されてきた業務

の見直しを迫られます。

 

買主の立場からすると、構造や、性能の部分で第三者のチェックが入る事は

安全性を担保できるためいい法案なのかもしれませんね。

 

ティアラでは、断熱性能、一次消費エネルギー計算などは当社で、

構造計算は、構造事務所に依頼をして行っています。

 

私たちにとって今回の法改正は特別困る事はありません。

 

しかし、創り手側である私たちは日ごろから情報のアンテナを立て

 

勉強を怠ることなく続けなくてはいけないなと感じました。

 

 

 

この記事を書いたスタッフ

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