子供のプライバシーは重要?

子供のプライバシーは重要?

先日、年始恒例の京都旅行に行ってきました!

いつもは弟と年に一度の2人旅行なのですが、
今年は久々に家族そろっての旅行となりました。

風情ある街並みを歩き、お店に入ったり
神社やお寺に立ち寄ったり…。

普段忙しく、中々家族との時間をつくれなかったりするのですが、
こうしてまとまった時間を、非日常の空間で過ごすのは、
家族との会話も弾み最高ですね!

まさに『日本のテーマパーク』に相応しい京都旅行を楽しむ両親に、
少しは親孝行ができたかな?と、多少ホッとする私でした(笑)

こんばんは。
ティアラの佐野です。

そして工業高校の教師でもある弟との会話で自然と出てくるのが
京都独特の町長屋。

碁盤の目状に奇麗に整った街道沿いに向かって建てられた町長屋は
道に面する方角は東西南北様々なうえに、どの土地も間口が狭く奥行きが長い、
いわゆる“ウナギの寝床”という土地形状。

あくまでも一般的なお話ですが、このような立地に建つ建物の間取りは
お店であれば必然的に手前に店、その奥に住居部となるわけです。

つまり、1番最初に優先されるのは“京都の街道沿いに建っていること”。
すなわち、間取りは街道の立地(土地の条件)や、
そこで何をするのかという用途に合わせてつくられるので、
そこに住む人は、“間取りに合わせて住む”ことを余儀なくされます。

京都のとりわけ古都といわれる場所では、それに見合うだけの立地的利益がありますが、
私たちが住む一般的な住居で間取りに合わせて住むということはいかがなものでしょうか?

間取りは理想の家族像を叶えるうえで、とても重要な要素となります。

お住まいでの暮らしは何十年にも亘って繰り返され、そして子供の成長と共に変化していきます。

その時、人が間取りに合わせて暮らす家と
住人の理想の家族像を叶えるために間取りを人に合わせた家とでは、
将来の家族像は全く違ったものになります。

出来合いの間取りに住まざるを得ない建売住宅やマンションでは、
間取りに合わせて人が住むことになります。

まさにマイホームを持とうとする今だからこそ、
一度は自分たちの住む間取りについて考える機会を持っていただけたら幸いです。

そんな間取りを考えるうえでティアラが重要視していることは、

①親子関係
②子供同士の関係
③夫婦関係
④収納
⑤時間軸
⑥コスト

これら6つです。

そこで本日のテーマは、①親子関係と②子供同士の関係に影響を与える
子供部屋をどう考えるか?

これについてお話をさせていただきたいと思います。

まず、家の間取りを考える際に、
“子供のプライバシーを重視するか否か”によって、
間取りの全体像には大きな違いが生まれてきます。

子供のプライバシーを重要視するとしたら、
一般的には、子供部屋を2階に作るでしょうし、
またそれらの部屋は、区切りを作り個室にすることでしょう。

そしてそうなれば、2階にトイレが必要になってきますし、
各個室へと続く廊下もそれなりに必要になってくるので、
必然的に家の面積は大きくなってきます。

そうなれば、費用もかさみ・・・(汗)

また、大金をかけてつくった2階の部屋は将来使わなくなって・・・(汗×2)

逆に、子供のプライバシーをそれほど重要視せずに、
間取りプランを考えたとしたら、
一体どのようになるでしょうか?

この場合、今現在使いやすい間取りであることはもちろんとして、

将来的にも自分たちが使いやすいような間取りプランを考えることが出来ます。

例えば、子供部屋を1階のリビングの隣に配置し、
子供部屋は区切りをつけずに大きな部屋にすれば、
子供が小さいうちは広々とした遊び場に使えますし、
子供が自分だけで寝られるようになるまで、
家族みんなの寝室として使うことも出来ます。

また、『親御さんが遊びに来た時に・・』
と心配される方が多くいらっしゃいますが、
そのために使うことがないかもしれない余分な部屋を
わざわざ『300万円以上』もかけて1階にもう1つ作らずとも、
その部屋を寝泊まりしていただく部屋として使うことも出来ます。

しかも、家の荷物の大部分は子供たちのものが占めることになるので、
1階に子供部屋があれば片付けも楽チンですし、とっても便利です。
わざわざ2階にまで片付けにいかなくて済みますからね。

さらに、子供が成長し家から出て行った後も、
自分たちの部屋として使うことが出来るようになるので、
やがて夫婦だけの生活となった時でも、
とっても暮らしやすくなります。

階段の昇降をしなくても過ごすことが出来るので、
足腰への負担は少なくなるし、
転んだりつまずいたりという危険性も低くなるので、
離れて暮らす子供たちの不安材料も1つ少なくなりますしね。

そうなれば、2階には寝室だけしか作る必要がなくなり、
2階に無駄な廊下も作らなくてよくなるし、
寝る以外ずっと1階で過ごすわけですから、
トイレだって2階に作る必要もなくなります。

では、寝室も1階にしてしまったらどうでしょう?

そうすれば、階段室(2坪:約80万円)も無くなって建築コストも下げることができるし、
深夜のトイレのために寝ぼけ眼でわざわざ階段を降りる必要もなくなります。

これは将来離れて暮らすかもしれないお子様たちにとっても、
とても安心してもらえることでしょうね。

そして結果的に、無駄な建築面積をカットすることが出来たことで、
1階が大きくなりコストがかさむ分を、そこでカバーすることが出来ます。

つまり、同じ広さの部屋や収納量を保ちながら、
生活の中心となる1階に部屋も収納も多くなるので、
同じぐらいのコストで、現在も将来も、
より暮らしやすい家にすることが出来るというわけです。

ご自身が子供の頃に過ごした実家を思い浮かべてください・・
あなたが過ごした2階は、今どのように使われていますか?
親御さんは、2階なんていらなかった・・・とおっしゃっていませんか?

うちの実家は、まさにこの状態(汗)

子供部屋は何も使われずガラーンとしています。

これが1階にあったら、例えば巨大なウォークインクローゼットなどに利用されて、
大金を使って作っただけの大活躍していたことでしょう。

子供にもプライバシーが必要となってくる時期は必ず訪れるでしょう。
しかし、それをどう考えるかで、
間取りの作り方は大きく違ってきます。

将来は、自分たち夫婦しか暮らさなくなるであろうマイホームです。
子供のことも確かに大切ですが、
それよりも自分たちがずっと暮らしやすい家なのかどうか?
それをコストやローンのことも考慮しながら、
夫婦で話し合ってみていただければと思います。

当たり前に縛られ過ぎることなく、柔軟に考えてみてください!
それでは、、、