家の大きさはどれくらいがいいのか?

 

 

 

 

 

 

 

『宅大にして住人少なきは、次第に貧窮になる相となりせり』

 

そこに住む家族の人数の割に大き過ぎるような家を建ててしまうと、
しだいに貧乏になっていってしまう・・・
というのが家相の考え方であり、それを記したものが冒頭の言葉です。

つまり、家を建てる時には、
あまり家を大きくしないようにした方が良いというわけなんですよね。

 

おはようございます。
佐野です。

でも、家相でこう言ってるからという理由だけじゃなく、
実際の暮らしをもとに考えても、
広すぎる家にはしない方がいい理由がいくつかあります。

 

まずは、、、
『主婦の労働が過重になってしまうから』です。

家の管理で最も労働力を要するのは“掃除”だと言われています。
そして、家が大きくなればなるほど、その負担は大きくなってきます。
ましてや、僕たちの世代というのは共働きが当たり前になっており、
女性は、家事と子育てに加え、男性とほぼ同じように仕事まで
こなさなければいけないので、出来る限り家づくりでは、
掃除も含めた家事の負担を減らせるような工夫をしていかなければいけません。

 

ですから、その負担を軽減するためにも、
出来る限り家はコンパクトにした方が良いと思います。

 

次に、
『使わない部屋が出来、その部屋が傷みやすいから』です。

一見、使わなければ傷み方は少ないように思うかもしれませんが、
実際はその真逆で、かえって痛みが早くなります。
なぜなら、日が充分に届かないため湿気がこもるし、
風通しも悪くなり、それらが原因で材質が傷むからです。

 

ですから、設計をしていく上では、
日常レギュラーとして使わなさそうな部屋があれば、
他の部屋とそのスペースを兼ねることは出来ないか?
ということを考えていただき、
少しでもコンパクトな家になるようにしていただければと思います。

また同時に、廊下やデッドスペースといった
無駄な空間を出来るだけ省くようしていただければ、
よりコンパクトな家になり、
結果、建築コストだってカットすることが出来ます。

 

最後に、
『広すぎる家は不安感を与え住んでいる方の心理的安定が欠けるから』
ということも考えられます。

つまり、住んでて落ち着けないってことですね。
広すぎると誰かいるんじゃないか?って思ってしまったり、
夜は深い闇に包まれますから、小さな物音1つしただけでも、
なんとも言えない恐怖に捕われてしまいますからね。
お化けを信じているような子供たちにとっては、
その恐怖は、なおのことではないでしょうか?

 

 

以上のような理由から考えても、
家は大き過ぎない方が良いということをご理解いただけたと思います。

 

では、どれくらいの大きさが適度なの?
ってことになると思いますが、
これは正直なところ人それぞれなので、
一概にこれぐらいが良いというのは言えません。
でも、一般的な目安というものがあるので、
最後にこれを紹介したいと思います。

 

それは、
『家族の年齢を全部足して㎡にしたぐらいの広さが必要な広さである』
という算出法です。

 

 

例えば、旦那さんが35歳で奥さんが33歳、
お子さんが2人で、7歳と5歳であれば、
35+33+7+5=80ということになり、
約24坪ぐらいあれば充分であるということになります。

 

これは1つの目安なので、おそらく
これでは狭すぎるんじゃ?とお感じになるかもしれませんね。
また、この算出法だと4人家族であれば、
毎年4㎡づつ大きくなっていかなければいけないので、
けっこう曖昧な算出法でもあります。

 

ですから、あくまで目安とだけ考えていただければと思いますが、
個人的には4人家族であれば30坪までの広さで充分だと思いますし、
それぐらいが掃除にかかる負担も大きくなり過ぎないのではないでしょうか?

 

家相的にも、
『宅小に住人多きは、暫次富貴繁昌の相なり』という風に、
狭い家にたくさんの人が住む方が、活気に満ちあふれ、
次第にお金持ちになる相だから吉だと言われています。

 

 

ということで、家は大きくせず、
出来るだけコンパクトにすることを心がけていただければと思います。

それでは、、、