固定金利のデメリットとは? 〜続編〜

 

家に関する知識だけじゃなく、
お金に関する知識も同時に身に付けるようにしないと、
建てた後、後悔する可能性がグンとアップする家づくり。

 
その一番の理由は、
やはり『住宅ローン選び』だと思いますが、
もしあなたが、住宅ローンについての基礎知識を身につけ、
ぜひとも固定金利を選びたいと思っていても、
銀行に行くと意外と選ばせてもらえなかったりします。

 
なぜなら、そもそも固定金利を取り扱っている銀行が少ないからですし、
取り扱っていたとしても、銀行は基本的には固定金利をすすめないからです。
また、フラット35はどこの銀行でも取り扱っていますが、
銀行の儲けが少ないこともあり、すすめてもらいにくかったりします。

 
このような理由から、
よほどの意思を持って銀行に行かない限りは、
あっさりと覆されてしまうのが住宅ローン選びです。

 

 
こんばんは。
佐野です。

 
でも、ここまで、さも固定金利が良いようにお伝えしましたが、
もちろん必ずしもそうではないわけで、
今回も前回に引き続き、
固定金利があなたの家づくりに及ぼすデメリット
についてお伝えしていきたいと思います。

 

それは、『変動金利に比べると金利が高い』ということです。
そして、金利が高いがゆえに全体予算に狂いが生じてきます。
具体的にご説明します。

 

 
まず毎月の返済額を決めて、
そこから借入額を算出する場合であれば、
固定金利は変動金利に比べると、
借入れ金額が大幅に少なくなってしまいます。

 
例えば、あなたが毎月住宅ローンとして
支払える額が75,000円だとして、35年返済で借入をするとします。

 
その場合、0.75%の変動金利であれば、
2720万円を銀行から借入することが出来ますが、
1.6%の固定金利であれば、
2410万円しか借入することが出来なくなります。
つまり、金利の差だけで、借入出来る金額が
360万円も違ってくるというわけです。

 
ですから、あなたが固定金利を選びたいと思っていて、
毎月の返済も75,000円以上払いたくないと思っているならば、
家づくりの総予算を360万円少なく見積るか?、
あるいは360万円余分に頭金を準備するか?
ということになりますよね?

 
また、借入れする金額を決めて、
そこから毎月の返済額を算出する場合であれば、
固定金利は変動金利に比べると、
返済額が大幅にアップしてしまうことになります。

 
例えば、あなたが銀行から借入しようと思っている金額が
2500万円だと仮定して、それを35年返済で返していこうと思っているとします。

 
その場合、0.75%の変動金利を選べば、
毎月の返済額は67,696円になりますが、
1.6%の固定金利を選んだ場合は77,777円となり、
なんとその差が10,081円にもなってきます。
金利の差だけで、こんなにも返済額が変わってくることになります。

 

 
ですから、もしあなたが毎月の返済が
7万円を超えたらちょっとしんどいな〜と思っていて、
でも固定金利を選びたいと思っているならば、
借入金額が減らせるように、頭金を余分に準備するか?
あるいは、家づくりの予算を減らすことを検討する必要がありますよね?

 
このように、固定金利を選ぼうと思うと、
どうしても銀行から借入出来る額が減ってしまう・・
というデメリットが存在します。

 
ということで、もしあなたが固定金利を選びたいと思っていて、
そしてその場合でも、毎月の返済負担を上げたくないと思っているならば、
まずはしっかり資金計画をすることで、
ご自身の家づくりの予算を具体的に把握するようにしていただければと思います。

 
そうすれば、おそらく家づくりをされる大半の方が、
ご自身の予算とご自身の理想(希望)との間に、
大きなギャップがあることに悩み、苦しむことになるかもしれません。

 
でも、そのバランスを図りながら、
お互いに協力し、納得しつつ、安心して家づくりを進めていくことが、
家づくりでは最も大切なことだと思います。

 

 
建てた後の暮らしを一番に考えて、
そこから家づくりに掛ける予算を決めて、
その中で最大限に夢を実現していく・・
そんな家づくりを、ぜひ行っていただければと思います!

 
それでは、、、