固定金利のデメリットとは?

借入期間中、ずっと金利が変わらないことから、

安心を求める方にとっては最良の商品である
固定金利型の住宅ローンですが、もちろんこの商品も、
メリットばかりじゃなくデメリットだって備えています。

 
こんばんは。
佐野です。

 
まず1つ目のデメリットですが、
『住宅ローンを借りるために掛かる初期費用が
変動タイプの商品に掛かる初期費用に比べると、
かなり余分に掛かってくる』ということです。

 
民間の銀行がメインで取り扱っている
変動金利の仲間である『○年固定』という
住宅ローンを選ぼうと思うと、
最初に掛かってくる費用は、
『保証料』と『事務手数料』と『印紙代』の3つです。

 
で、一般的には、

事務手数料が32,400円で、印紙代が20,000円掛かり、
保証料というのは、
借入する金額やあなたの属性によって変わってくるのですが、
一括で最初に払おうと思うと、
平均的には50万円〜60万円ぐらい掛かりますし、
時には、100万円以上納めなければいけない方もいらっしゃいます。
(その逆で保証料が1円も掛からない方もいらっしゃいます)

 
でも、おそらく銀行からは、
この保証料を金利に上乗せするという形を提案されるでしょうから、
実際のところは、貸出金利に0.2%〜0.4%を上乗せして、
住宅ローンを組むことになります。

 
そうなれば、初期費用としてかかる費用は、
事務手数料と印紙代だけなので、5万円ぐらいしか掛からず、
結果、家づくりにより多くのお金を回すことが出来るようになります。
これが、民間の銀行で住宅ローンを借りる場合の最もポピュラーな形ですね。

 

 
それに対し、固定金利を選ぼうとすれば、
民間の銀行が取り扱っている商品を選ぶにせよ、
あるいはフラット35を選ぶにせよ、
別途費用が必要になってきます。

 
まず、民間の銀行が取り扱う固定金利商品であれば、
先程ご説明した『保証料』・『事務手数料』・『印紙代』の他に、
『融資手数料』というものが掛かってきます。

 
この手数料も各銀行によって様々ですが、
借入金額の0.5%〜2%ぐらいの費用が
初期費用として掛かってくると思っていた方がいいでしょう。
(融資手数料が安いと少し金利が高いし、
融資手数料が高いと金利は安めに設定されていると思います)

 
ですから、もしあなたが、
保証料を金利に上乗せしたとしても、
事務手数料と印紙代の他に、
数十万円もの別途費用が掛かってくるようになります。

 

 
次に、フラット35ですが、
フラット35の場合、保証料は1円も掛かりません。
ですが、その代わりに事務手数料が
借入金額の○%といった形で掛かってきます。

 
この手数料は、窓口となる銀行によって全く違います。
また、フラット35では実行金利も窓口となる銀行によって全く違います。
ですから、フラット35と一概に行っても、
どこで借りても条件が全く同じというわけではありませんから、
これらの条件のことも考慮しつつ選ぶ必要があるのも、
フラット35の1つの特徴でもありますが、いずれにしても
この事務手数料をしっかり予算に計上しておかないといけません。

 
また、フラット35を選べば、
多くの方が『つなぎ融資』というものを利用せざるを得なくなります。
このつなぎ融資の説明は、ここでは割愛しますが、
その手数料と金利で、おそらく約20万円ぐらいは
掛かってくるようになるでしょうから、
それらの費用も初期費用として予算に計上しておく必要もあります。

 

 
このように、固定金利を選べば、
初期費用が変動金利に比べるとかさむことになってきますし、
そうなれば、全体予算が決まっているのであれば、
家づくりに費やせる予算を少し削らなくてはいけなくなります。

 

 
いかがですか?
これが、固定金利のデメリットの1つです。
もしあなたがこれから資金計画を行うのであれば、
こういったこともしっかりと考慮しつつ、
行うようにしていただければと思います。

 
それでは、次回も引き続き固定金利が持つ
デメリットについてお伝えしたいきたいと思います。
お楽しみにーーー