土地という不完全な商品


“商品”として販売されているモノで、
未完成な状態のまま店頭に並んでいたり、
販売されているなんてことは、
ふつーは考えられないのですが、
“土地”という商品に至っては、
そういったことが当たり前のように起こります。

 

こんばんは。佐野です。

 

つまり、ごくごくふつーに物事を考えていくと、
土地なんてモノは、すぐに家が建てられる状態で
売りに出されているべきであるはずなのに、
その状態にするためには、まだまだ手を入れなければいけない
土地というのがけっこうあるということです。

 

まっ、もと簡単に言うと、
雑誌やネットに載ってる費用で買えると思って買ったのに、
まだその土地をまともなモノにするために
別途でお金がたくさん掛かるということです。

 

水道を前の道路から敷地内に引き込んだり、
隣との境界を明確にするために境界の障害物を作ったり、
田んぼや畑の場合だと、
下手をしたら土を入れ替えたり、農地を宅地に変える手続きを
買った方が負担しなければいけない場合があったりします。

 

だから、土地を買う時にはしっかりと事前に調査したうえで、
決断する必要があるんですよね。

 

 

少し最近の例を挙げてみると、、、

 

あるお客さんが気に入った土地があったわけですが、
依頼があり調査したところ問題点がいくつも浮かび上がってきました。

 

その土地は、数区画の分譲地だったのですが、
ふつーは分譲地というと、新しく造成して作られた土地なわけですから、
水道は敷地内に引き込まれているし、
家の地盤に適した土に入れ替えられているものです。

 

 

でも、そこは全く違っていました。
区画分けされており、道路の舗装まで出来ているのに、
なぜか水道が引き込まれていません・・
しかも、土は畑土のままです・・
しかも、農地転用は買った方がしなければいけないというものでした・・

 

そうなると、この土地を買うためには、
土地の費用の他に、こう言った費用がかかるようになってきます。
✔️水道引き込み工事(約25万円〜30万円)
✔️土の入れ替え工事(約坪1万円✖️その土地の坪数)
✔️農地転用費用(約10万円)
✔️地目変更登記(約3万円) です。

 

しかも、まだこれに加えて当たり前のように掛かってくる
✔️仲介手数料
✔️所有権移転登記費用
✔️境界基礎工事費用
✔️水道加入金
も必要になるわけですから、相当な費用となるのは明らかです。

 

で、それらの費用を全て算出したところ、
大体150万円ぐらいは必要だなということになりました。

 

 

つまり、その土地自体が350万円ぐらいだったので、
合わせると500万円ぐらいは、
この土地を買うために必要ということになってしまったわけなんですよね。

 

 

もちろん、お客さんはビックリですよね。
まさか、誰もそんなことになるなんて思いもしませんからね・・・
でも土地購入では、ごく当たり前のように、
こういったことが起こるんですよね。

 

 

ですから、もしあなたがこれから土地を買おうと思っているならば、
買おうと思っている土地を費用面においても、
しっかり調査してから買うように心がけていただければと思います。

 

 

ではでは、、、