失敗のないマイホーム計画のために必要なことは?その7

 

こんにちは。
佐野です(*^_^*)

今年は台風ラッシュですね…
そろそろ良い天気にも恵まれると良いのですが。

 

さて、何回にも渡りお伝えしてきた『住宅ローン』の話も、
ひとまず今回で終わりたいと思いますが、
最後は、よく勘違いされている方がいる内容について
お伝えさせていただきますので、
今回も最後までお付き合いくださいね。

では、今回お伝えさせていただくのは、
『始めは変動金利で借りておいて、
金利が上がってきたら固定金利に切り替える作戦』についてです。

この作戦は、一見とっても理にかなった作戦だと
思ってしまうかもしれません。
また、住宅ローンのことをよく知らなかったり、
契約を取ることしか考えてないような最悪な営業マン(ハウスメーカーに多い)は、
こんな提案を、まるでこれが住宅ローンの必勝法かのごとく行うことがあります。

 

しかし、世の中とはそんなにうまく成り立っていないものであり、
もちろんこの作戦が成功する確率は100%ありません(+_+)

では、詳しくご説明していきましょう!!

変動金利よりも固定金利の金利の方が先に上がる!?

悲しい現実ですが、
実は変動金利よりも固定金利の方が先に金利が上がるんですよね・・・
つまり、変動金利が上がった時には、
もうすっかり固定金利は上がりきってるということになるわけです。

おそらくこの作戦での狙いは、
『変動金利と固定金利の金利差がなくなってきたら乗り換える』
といったものでしょうが、これは全くをもって不可能であります。

 

なぜなら、実際に景気が良くなってから金利が上がる変動金利に対し、
固定金利は『景気が良くなりそう』だけで金利上がるからです。
もう少し詳しく説明しましょう!

これまでの記事を読み返していただければと思いますが、
変動と固定では、金利を決定する根拠が全く違います。

日本の政策金利や短期プライムレートに連動している変動金利に対して、
固定金利は、常に市場の動向で金利が変動する10年物国債の利回りに
金利のアップダウンが左右されます。

 

この10年物国債の利回りが上がれば、
それに連動して固定金利の住宅ローン金利も上がるわけですが、
この10年物国債の利回りというのは、
金利が実際に上がる前に『これから金利が上がりそうだ』と予想されれば、
それだけでも金利が上昇してしまうという特徴を持っています。
そして、それにつられて固定金利の住宅ローンは上がります。

 

つまり、実際に金利が上がるかどうかも関係なく、
固定金利の住宅ローン金利は上がってしまうこともあるというわけです。

 

 

でも、冷静な変動金利は、
その予想通りに市場の景気が回復して、
それに伴い政策金利が上がれば、
それに連動して金利は上がりますが、
その予想に反して市場の景気が回復せず、
結果政策金利が上がらなければ、
金利が上がることはありません。

つまり、固定金利の住宅ローンだけが金利が上がり、
変動金利の住宅ローンは上がらないという状況もあるというわけです。
また、裏を返せば、変動金利が上がる時というのは、
確かな景気回復がなされている時でしょうから、
すっかり固定金利は上がってしまっているということにもなりますよね。

 

いかがですか?
まっ、世の中そんなうまい話なんて存在しない
ってことの1つではないでしょうか?

 

ということで、
『始めは変動金利で借りておいて、
金利が上がってきたら固定金利に切り替える作戦』
が成功する確率は100%ないということを肝に銘じておいてくださいね(*^_^*)

 

 

それでは、、、