失敗のないマイホーム計画のために必要なことは?その5

おはようございます!
佐野です。

台風10号が近づいてきていますが、今回は風が強いようなので
皆様気を付けていきましょう。

 

今回も、前回に引き続き『住宅ローン』の
基礎知識についてお伝えしていきます。

前回は、変動金利がどういう風に成り立っているのか?ということ、
つまり仕組みについてお伝えしましたが、
今回は、変動金利の特徴から始めますね。

変動金利の住宅ローンは、
半年に1回金利が変動する可能性がありますが、
金利が上がったからと言って、
すぐにその金利が反映されるのか?というとそうではなく、

実を言うと、金利が上がったとしても
5年間は返済額が変わりません。

 

とはいえ、市場の金利が上がっているのに、
それが反映されないというのは疑問が残るでしょうから、
そのカラクリがどうなっているのかをご説明すると、
返済額に占める元金と利息の内訳が変わります。

例えば、あなたの月々の返済金額が75,000円で、
その内訳は、元金と利息の割合が
元金55,000円、利息20,000円だと仮定しましょう。

そして、その金利が半年後に上がったとしましょう。
すると、変化するのは返済金額ではなく、
元金と利息の内訳ということなので、
簡単に言うと、元金が45,000円、そして利息が30,000円に
なるということになるんですよね。

 

つまり、金利が上がると元金の減りが遅くなるので、
5年後住宅ローンの返済額を見直すタイミングにおいて、
返済額が大きくアップしてしまう原因になってしまいます。

でも、5年後に返済額を見直した時、
あまりにも大きく返済負担が上がってしまうと、
相当それは家計に大打撃を与えるでしょうから、
5年後の見直しの時には、最大今ま支払っていた金額の
1.25倍までしか上がらないようにされています。

 

 

例えば、減債のあなたの返済額が75,000円だったとしたら、
5年後に返済額が上がったとしても、
最大で93,750円までということです。
これは激変緩和措置と言われています。

このように、リスクの高いと言われている
変動金利ではありますが、
仮に金が上がったとしても、
すぐさま目の前の生活が脅かされるということはありません。

 

しかし、金利上昇のしわよせは
どんどん先延ばしになっていき、
下手をするといつまで経っても住宅ローンが終わらない・・・
住宅ローンがあるからずっと仕事がやめられない・・・
といったような悲惨な状況を招いてしまいます。

また、これは極めて少ないとは思いますが、
変動金利の最大のリスクはというと、
『未払い利息』ではないでしょうか?

未払い利息とは、
支払えていない利息が積み上がっていくことを言います。
先程もお伝えしましたが、
変動金利の場合、金利が変わっても5年間は返済が変わりません。
変わるのは返済額に占める現金と利息の内訳ですよね?

 

ここでもし、驚異的なインフレが起こり、
金利が急激に上昇してしまったとしましょう。
そうするとこういうことが起こるかもしれません。

現在の返済額75,000円。
そのうち利息20,000円だとします。
それが、急激なインフレになると
例えば、返済額75,000円に対して
利息が80,000円になってしまうということです。

つまり、元金返済が0円なのに加えて、
さらに利息が5,000円支払えていないことになるという状況です。
この支払えていない利息のことを『未払い利息』と言います。

そして、もうおわかりの通り、
こうなっている間は元金が一切減っていかないことも意味するので、
返済額が上がるタイミングにおいて、
大きな影響を及ぼすことにもつながるというわけなんですよね。

 

 

このように、変動金利というのは、
景気が変動したからといって、
すぐさまあなたの暮らしに影響を与えるということはありませんが、
ジワリジワリとあなたの豊かな暮らしをむしばんでいくかもしれません。

 

ですから、もしあなたが『変動金利』を選ばれるなら、
こういったリスクもしっかりと承知の上で
その選択を行っていただければと思います。

 

それでは、、、