知っていますか?諸費用Ⅳ

 

こんばんは。
佐野です。

 

前回から、“諸経費”の中身を細かく分解していますが、
前回の記事を見ていただければ、選ぶ住宅ローンによっては、
銀行にかかる経費だけでも、相当な費用が発生するかもしれないことを
お分かりいただけたかと思います。

 

もちろん、それらの費用を正確に把握しないまま
家づくりを進めてしまうだけでも、かなり予算オーバーしてしまうため、
資金計画をすることがどれだけ大切なのかも
同時にお分かりいただけたかと思います。

 

それでは、今回は前回の続きをお伝えしていきます。

 

まずは『損害保険』から!

 

✔️火災保険

火災保険は、まず何年間分加入するのか?で金額が変わってきます。

最長で10年間加入出来るのですが、
なんでも長期に渡って一括で払っておく方が割引率が優遇されるように、
火災保険もまた2年で加入するのと10年で加入するのでは割引率が違います。

また、火災保険は、保証の範囲をどこまでにするのか?によっても違います。

例えば、 “水災”に対するリスクに備えるかどうか?によって、
金額はけっこう変わってきます。

さらに、“家財”にも保険をかけるのかどうか?によっても保険金額は違ってきます。

でも、なにより保険金額が大きく違ってくるのは、
“耐火構造”かどうか?ということです。

木造住宅の場合“省令準耐火構造”が耐火構造にあたるのですが、
耐火構造の家は、非耐火構造の家に比べると5〜6割も保険料が安くなります。

ちなみにティアラの家は省令準耐火構造が標準なので、
火災保険のランニングコストも安くすることができます。

そして、35年間と言う長い期間で考えると、
50〜60万円保険の支払額が違ってくるようになるので、
この知識は、ぜひ付けておいていただければと思います。

 

✔️地震保険

この保険は単体で入ることが出来ず、
火災保険とセットで入るようになる保険です。

この保険は、どこの保険会社で加入しても金額が同じなので、
保険会社で悩む必要は全くありませんが、
建物金額の半分の金額までしか補償してくれないので、
例えば、地震によって家が倒壊したとしても、
2000万円の家なら1000万円しか保険がおりてこないということなので、
家を建て替えるための保険というよりも、
その後の暮らしのための保険だと考えていただければいいかなと思います。

加入期間は最長で5年で、1年ごとに入るか入らないかを決めることも出来ます。

この地震保険もまた、火災保険と同様に、
耐火構造かどうか?によって金額が5〜6割違ってくるので、
非耐火の家にした場合には、
火災保険だけじゃなく地震保険も高くなってしまうことになります。

また、耐震等級によっても割引率が違ってきます。

耐震等級1=10%オフ、耐震等級2=30%オフ、耐震等級3=50%オフ、です。

 

そして、諸経費最後は『登記代』です。

 

土地を購入した際の“所有権移転登記”は土地の話の時にお伝えしたので、
ここでは割愛させていただきますね。

 

✔️建物表示登記

建物の構造、面積、住所、持ち分といった内容に加え、
どんな形状の家が、その敷地にどのように建っているのか?を
測量・製図してもらい、そして申請してもらう登記です。

土地家屋調査士が申請する登記です。

 

✔️所有権保存登記

完成した建物を、あなたが所有しているということを
公的に第三者へ示すための登記です。

司法書士が申請する登記です。

 

✔️抵当権設定登記

融資を実行した銀行が、
あなたが所有する土地と建物に担保を設定する登記です。

建物表示登記、所有権保存登記は、
土地家屋調査士や司法書士に頼まなくても、
自分で申請することが出来る登記ですが、
この抵当権設定登記だけは、銀行にとって大切な登記なので、
必ず司法書士にしてもらわなければいけません。

 

✔️建物滅失登記

古い家を取り壊して建て替えする場合に、
取り壊した後に申請しなければいけない登記です。

土地家屋調査士が申請する登記ですが、
自分で申請することも出来ます。

 

✔️土地地目変更登記

宅地以外の土地の上に家を建てる場合は、
宅地へと地目を変更しなければいけません。

土地家屋調査しが申請する登記ですが、
自分で申請することも出来ます。

 

いかがでしたでしょうか?
これで『諸経費』は、ほぼ全て網羅できたかなと思います。

 

ざっくり100万円〜150万円ぐらいと言われている諸経費ですが、
選ぶ住宅ローンや火災保険、それから申請すべき登記によって、
かかってくる費用はバラバラだと思うので、
資金計画をすることで、正確に把握していただければと思います。

 

それでは、次回は、
見落としがちな費用についてお伝えしたいと思います。

 

大なり小なり家を建てた時には、
すべての方に必要となる費用なので、
次回もぜひご覧いただければと思います。

 

それでは、また...