利息より多い還付金の作り方!?

2015年中に家を建てて、
住宅ローンの残高証明書が手元にある方は、
2016年の3月15日までに確定申告を行うことで、
その後10年にわたって住宅ローン控除が受けられます。
(会社勤めの方に限り、2年目以降は年末調整で還付されます。

 

なお、この申告は還付申告であり、
還付申告は通常の確定申告とは違い、
1月1日から申告出来るし、5年まで遡って申告出来るので、
決して翌年の3月15日までにしなければいけないわけではないのですが、
面倒くさくなりズルズル先延ばしするようになるので、
早めの申告をオススメしています。

 

こんにちは。
佐野です。

 

この住宅ローン控除は、
家を建てるために銀行から10年以上の期間で融資を受けた方全員が受けられる税金控除であり、
その年の年末の借入残高の1%を上限として
所得税還付&住民税控除してくれるという制度です。

 

ここ数年間は、驚くほど金利が安く、
その中でも店舗を持たずコストがかからないネット銀行では、
変動金利なら最安で0.5%台であるし、
固定金利選択の10年固定でも0.7%台の金利があります。
(なんと!団体信用生命保険料も込みでです!)

 

また全期間固定の代表商品であるフラット35でも、
先月の29日までの申し込み分については、
当初10年間は実行金利よりも0.6%低い金利で
貸し出しをしてくれるようになっていたため、
そうなれば当初10年間は0.8%台での貸し出しになってきます。

 

さらに、これに拍車をかけて
日本銀行が発表したマイナス金利の影響を受けて、
今後は住宅ローンの競争が激化し、
もう少し金利が低くなりそうなムードが漂っています。

 

こんな状況ですので、
1%を切った10年固定金利を選んだ場合であれば、
家を建ててから10年の間は、
実質上、無金利状態であるどころか、
むしろ払った金利以上のお金が返ってくるようになります。

 

なぜなら、貸出金利が1%を切っているのに対し、
住宅ローン控除で還付されるパーセンテージは、
1%というわけですからね。

 

ですから、おそらくこれから先は、
10年固定金利商品をすすめてくる不動産屋さんや住宅会社、
それから銀行が増えてくると思いますし、
確かに10年固定で金利が1%を切ってくれば、
とっても素晴らしい商品であることは間違いありません。

 

でも、ここで注意していただきたいことがあります。

 

それは10年固定を選んだ場合は、
絶対に10年間しっかりと貯金をしていただくということです。

 

また、現在手持ちの自己資金も、
家づくりにつぎ込まずに置いておくことをオススメしています。

 

そして、自己資金をあまりいれなくても、
出来る範囲内で家づくりをされることをオススメします。

 

なぜなら、そうしておけば、
もし10年後金利が一気にガツンと
上がるようなことがあったとしても
そのリスクに対応することが出来るからです。

 

10年固定は、一見変動と固定のちょうど間をとった
バランスが良い商品のように思ってしまうかもしれませんが、
冷静に考えてみると、10年先というのは予測が不可能ですし、
もし金利が大幅にアップしてしまった場合のこと、
つまり最悪のケースのことを想定して考えると
限りなく変動金利と同じ金利商品といえます。

 

もし金利が大幅にアップしてしまったとしても、
貯蓄さえあれば11年目に繰り上げ返済をすることで、
金利アップによる支払い負担上昇を抑えることができますし、
他の銀行へ借り換えるという選択肢を取ることも出来ます。

 

でも借り換えすると、その時に保証料や登記代を新たに必要としますし、
現在借りている銀行の登記を抹消するための費用や、
返済手数料がかかってきたりしますので、
やはりそこまでと考えると10年固定で行くか
金利は少し高くても、35年固定で行くか
しっかり考察する必要はありますね!

 

いずれにしても、この考察は借りられる各家族の
年収や自己資金額、子供の人数などに応じて
得にもなるし損にもなりますので、
返済期間中のライフプランなどを使って
しっかりと考察するべきだと思います。

 

ということで、家づくりをする時には、
目先のことだけじゃなく将来のこともしっかり考えた上で、
プランするように心がけていただければと思います。

 

そして、金利が安いからと言ってオーバーローンをすることだけは
絶対にしないようにしていただければと思います。

 

それでは、、、